Lyftの共同創業者のJohn Zimmer氏はMediumへの投稿の中で、Lyftの全ての自動車がカーボンニュートラルになったことを発表した。つまり、Lyftの自動車が排出する二酸化炭素は、ほかの方法で相殺される。
Zimmer氏は、ユーザーがLyftを利用するたびに木を植えようとしているわけではない。Lyftが何千万台もの自動車を手配してきたことを考えると、それ自体がフルタイムの仕事になってしまう。その代わりに、Lyftの自動車が排出する二酸化炭素は、環境を保護するプロジェクトへの投資によって相殺される。
「自動車製造プロセスでの排出削減、再生可能エネルギープログラム、森林管理プロジェクト、埋め立て地の排出ガス回収などの排出緩和プログラムへの直接投資を通して、Lyftの自動車はカーボンニュートラルを達成した」(Zimmer氏)
Zimmer氏は、これには多くのコストがかかることを指摘した。最初の1年だけで、Lyftに何百万ドルものコストが発生する。これにより、Lyftはカーボンオフセットプログラムを最も多く自主的に購入する企業の1つになる見通しだ。さらに、Lyftは排出削減を実施してきた既存のプロジェクトに投資するのではなく、同社の投資がなければ存在しなかった新たなプログラムに資金を投じたいと考えており、それを確実に実現してくれる企業と提携すると述べた。
Lyftはすでに「We Are Still In」プログラムに参加している。同プログラムは米国が地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定離脱を発表した後に設立され、州や自治体、大学、企業などが連携して協定を支持している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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