Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏が2日間にわたって、議会で厳しい追及を受けた。それを受けて、Facebookはユーザー(数人の困惑した議員も含む)に対し、Facebookにログインしていない人々からデータを収集する具体的な方法を明確に説明した。
FacebookのプロダクトマネジメントディレクターであるDavid Baser氏は米国時間4月16日に掲載したブログの記事で、Facebookのさまざまなツールや製品の基本原理を説明した。
その一方で、Facebookはこの機会を利用して、ウェブ中から人々に関する情報を収集している人気テクノロジ企業が同社以外にも存在することを指摘した。Baser氏は次のように述べている。
多くの企業がこれらの種類のサービスを提供している。Facebookと同様、彼らもそれらのサービスを使用するアプリやサイトから情報を得ている。TwitterやPinterest、LinkedInは全て「いいね!」や「シェア」と同様のボタンを備えており、人々がそれらのサービス上で情報を共有するのを支援している。Googleには、人気の高いアナリティクスサービスがある。そして、AmazonやGoogle、Twitterは全てログイン機能を提供している。これらの企業を含む多くの企業は、広告サービスも提供している。実際に、ほとんどのウェブサイトやアプリは、ユーザーからアクセスを受けるたびに、同じ情報を複数の企業に送信する。
個人に関するデータをウェブ中から収集する方法とその情報の取り扱い方について、よりわかりやすく説明するため、Facebookはプライバシーポリシーを更新したとBaser氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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