JR東日本、駅社員にオンライン英語研修--行き先案内やSuicaの使い方など

 ビズメイツは4月16日、東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京支社全社員を対象とする英語教育研修プログラムに、オンライン英会話学習サービス「Bizmates」を採用し、英語研修を開始したと発表した。

 JR東日本では、2020年を見据え、翻訳アプリや通訳アプリを導入したタブレットを配備し、「指さし会話帳」を活用するなどして訪日外国人旅行者(インバウンド)の利便性向上に努めているという。しかし、行き先案内や日本独自の交通系ICカードサービス「Suica」の利用方法など、インバウンドの鉄道利用に関する問い合わせ内容は多岐にわたり、駅社員が英語などでの即時回答を求められるシーンも増えると予想される。


 今回、JR東日本が採用したBizmatesは、毎日5〜25時の間でレッスンを受講できるビジネス英会話特化型のオンライン英会話学習サービスで、フィリピンに現地法人を構えている。法人企業の研修にも導入されており、2018年2月時点で300社を超える企業が導入しているという。

 ビズメイツでは、依頼元企業の実際の業務に合わせた独自の「英語教育研修プログラム」の開発を強みとしており、券売機や改札での案内、輸送障害時の対応、Suicaに関する問い合わせなど、駅などの業務内容をそのまま教材化した「JR東日本専用カスタマイズプログラム」を開発したことが高く評価され、採用に至ったと説明している。

 同社では今後も英語研修プログラムを推進し、JR東日本の社員が現場で実践できる英語力の短期修得を支援するという。

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