Facebookはアプリの内蔵カメラを使った拡張現実(AR)機能「AR Target Tracker」を発表した。米国ではこの機能を使って、アプリのカメラからSteven Spielberg監督の新作映画「レディ・プレイヤー1」のポスターに隠された秘密の小さなポータルを開くことができる。
Facebookのアプリは、ポスターを認識する機能があるが、壁画のような設置物に埋め込まれた従来型のQRコードでも利用できる。
Facebookはこの機能を次のように説明している。
ブランドやパブリッシャー、アーティスト、開発者は、Facebookの「AR Target Tracker」効果を利用して、現実世界にある画像やロゴ、看板、写真と関連したコンテンツを作成できる。Facebookのカメラ向けに開発されたこの技術により、カメラは画像を追跡し、没入的な体験への扉を開く。拡張現実はどんな平面にも関連付けられ、Facebookのカメラで捉えた映像に重ねて表示される。
Facebookは今のところこの技術を「クローズドベータ」としているが、その状態もすぐに終わる。Facebookによると2018年春にツールキットが配布されるので、開発者はブランド名を冠した体験やゲームなどを開発できるようになる。
(情報開示:本記事著者Sean Hollister記者の妻は、FacebookでBtoB動画プロデューサーとして勤務している。)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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