米国のスマートスピーカ所有者、6割以上が毎日利用--1日平均2.79回

 Voicebotは、米国成人消費者による音声対応スマートアシスタントの利用状況を調査し、その結果を発表(その1その2)した。それによると、スマートスピーカ所有者の3分の2弱が1日に1回はアシスタント機能を利用しているという。

 所有者のスマートスピーカ利用頻度は以下のとおり。平均すると、1日に2.79回使うとの結果が得られた。

  • ほとんど、もしくはまったく使わない:12.7%
  • 1カ月に1回は使う:23.2%
  • 1日に1回から2回使う:28.6%
  • 1日に3回から5回使う:21.4%
  • 1日に6回以上使う:12.7%

スマートスピーカの利用頻度(出典:Voicebot)

1日当たりに換算した平均利用頻度(出典:Voicebot)

 一方、スマートフォン上の音声アシスタント機能を使う人の割合は、スマートフォン所有者の52%あった。スマートフォンとスマートスピーカを重複して持っている人の存在などを考慮すると、米国では成人消費者の41.4%がスマートフォンで、19.7%がスマートスピーカで音声対応アシスタント機能を使っていることになる。


スマートアシスタント機能の利用状況(出典:Voicebot)

 ただし、スマートフォンでアシスタント機能を使う頻度は、平均で1日0.33回しかない。Voicebotは、スマートスピーカが主にアシスタント機能を使うためのデバイスなのに対し、スマートフォンが汎用デバイスであるため、このような大差が生じたと分析した。

 また、スマートフォン用アシスタント機能の利用シェアを種類別にみると、Appleの「Siri」が48.4%でもっとも多く、2位が「Google Assistant」の28.7%、3位が「Amazon Alexa」の10.1%だった。


スマートフォン用アシスタント機能の利用シェア(出典:Voicebot)

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