アップルは3月28日(日本時間)、教育分野にフォーカスしたイベントを開催し、新しい9.7インチのiPadを発表した。オンラインのApple Storeではすでに販売を開始しており、お届け予定日は3月30日から4月3日となっている。
これまでiPad Proシリーズのみに対応していたペン「Apple Pencil」が使える手ごろな価格のiPadが登場した。価格はいずれも税別で、32GバイトのWi-Fiモデルが3万7800円、Wi-Fi+Cellularモデルが5万2800円。128GバイトのWi-Fiモデルは4万8800円、Wi-Fi+Cellularモデルが6万3800円と手ごろな価格だ。iPad Proシリーズにある256Gバイト、512Gバイトといった大容量のモデルはない。Smart Keyboardにも対応していない。
カラーは、シルバー、ゴールド、スペイスグレーの3色。ディスプレイは、IPSテクノロジ搭載9.7インチ(2048×1536)、A10 Fusionチップを搭載する。iPad mini 4(A8チップ)と比べてCPUは2倍高速で、グラフィックスは2.7倍高速だとしている。
サイズは高さ240mm×幅169.5mm×厚さ7.5mm。重さはWi-Fiモデルが469g、Wi-Fi+Cellularモデルが478gだ。
10.5インチのiPad Pro(高さ250.6mm×幅174.1mm×厚さ6.1mm)と比べて1.4mm厚い。重さはWi-Fiモデルは10.5インチのiPad Proと同じで、Wi-Fi+Cellularモデルは1g重い。カメラは8M、F2.4。1080p HDビデオ撮影に対応するなど、iPad mini 4と同等だ。FaceTime HDカメラは1.2Mで、今回のiPadはLive PhotosやRetina Flashに対応する。Touch IDにも対応するが、iPad mini 4と同じ第1世代のもの。別売のApple SIMに対応するが、iPad Proシリーズのように内蔵はしない。
なお、iPad mini4は128Gバイトモデルのみで、Wi-Fiモデルが4万5800円(税別)、Wi-Fi+Cellularモデルが6万800円(税別)だ。
今使っているiPadをApple Storeで下取りに出すと、新しいiPadの購入価格から最大2万6000円割り引くプログラムも実施中だ。
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