データ流用で「Facebook離れ」--テスラとSpaceXも削除

Abrar Al-Heeti (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2018年03月26日 10時28分

 ビジネス界に渦巻く心情は、Twitterの「#DeleteFacebook」(Facebookを削除しよう)というハッシュタグに凝縮されている。


提供:Getty

 膨大な数に上るFacebookユーザーの個人データがデータ分析企業Cambridge Analyticaに不正流用されていた問題が明らかになったことを受けて、一部の著名な企業や個人がFacebookから距離を置こうとしている。

 米下院の分科委員会は米国時間3月23日、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏に対し、ユーザーデータに関する同社のポリシーについて、今後開催予定の公聴会で自ら証言するよう強く求めた。

 以下は、Facebookから距離を置いている企業や個人の一部だ。

  • Mozilla(ブラウザ「Firefox」の開発元):Facebookへの広告掲載を停止すると発表。Facebookがプライバシー設定を強化すれば、広告の再開を検討するとしている。
  • TeslaとSpaceX:創業者のElon Musk氏が両社のFacebookページを削除。
  • Sonos(オーディオ機器メーカー):Facebookだけでなく同社傘下のInstagram、さらにGoogle、Twitterへの広告掲載を1週間停止するなどの措置をとると発表。
  • Commerzbank(ドイツの銀行):Facebookへの広告掲載を停止すると発表。
  • シェール(歌手):自身のFacebookページを削除したことをTwitterで発表。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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