Appleが今週、発表イベントを開くことが分かっている。そして、われわれは幾つかのサプライズがあると予想している。
Appleが先頃メディアに送った招待状によると、米国時間3月27日に開かれる同社の春のイベントは、教育にフォーカスしたものになる予定だ。招待状には「先生と生徒のための新しい創造的なアイデアについて聞きに来てください」とある。何も言及されてはいないが、新しいiPadを含む幾つかの新製品が披露される可能性がある(Appleにコメントを求めたが、返事はない)。
無論、iPadのラインアップは2017年に大幅に刷新されたばかりではある。Appleは2017年3月に、「iPad Air 2」を現行の9.7インチの安価な「iPad」に置き換え、「iPad mini 2」の販売を終了、前世代の唯一の生き残りである小さな「iPad mini 4」では32Gバイト版を廃止した。6月には、10.5インチと12.9インチの「iPad Pro」を発表した。
現在のiPad Proは登場からまだ1年経っていないことを考えると、モデルチェンジするには早すぎる気はする。だが、間もなくiPadにも搭載されるとうわさの「Face ID」を含む幾つかの機能は、安価なiPadやminiよりも、Proシリーズにこそふさわしい。とはいえ、3月のイベントでiPadが発表されるとしても、それはハイエンドな「iPad Pro X」(仮)よりも、329ドル(日本では3万7800円)からのiPadあるいはminiの更新モデルである可能性の方が高い。
無論Appleが正式に近く新iPadを発表すると認めたわけではない。すべては憶測にすぎないが、これまでのうわさをまとめてみた。
Appleは、シカゴにあるレーン・テック・カレッジ・プレップ・ハイ・スクールでイベントを開催すると発表した。招待状には「先生と生徒のための新しい創造的なアイデアについて聞きに来てください」とある。Appleが2012年1月に開催した前回の教育関連イベントの主なテーマは電子教科書に関するイニシアチブだった。
招待状は新しいiPadについても、その他の製品についても触れていない。このイベントで新製品が発表されなければ、次のチャンスは6月4日にサンノゼで開催される「WWDC 2018」になる。
Consomacの報道(これを基にMacRumorsが報じた)によると、Appleは2月にユーラシア経済連合(EEU)に新型iPadを2モデル登録したという。こうした製品の登録はこれまで、新製品発表の前に行われることが多かった。そして、エントリーレベルの現行iPadが登場しiPad mini 4の32Gバイト版が廃止されてから約1年になる。Bloombergは2017年末、10.5インチiPad Proの新バージョンが「早ければ2018年中に」登場するという予測を報じた。これらの情報を考え合わせると、3月に発表されるのはiPad Proではなく、iPadおよび(あるいは)iPad miniの新モデルになりそうだ。
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