ザッカーバーグCEO、沈黙を破る--Facebookユーザー情報が不正使用された問題で - (page 2)

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年03月22日 08時54分

 Zuckerberg氏は21日、Facebookが同社プラットフォームに加える具体的な変更について説明した。

 まずは、データアクセスを大幅に制限した2014年以前に大量のデータにアクセスしていたすべてのアプリを「調査」するとともに、不審な動きがみられるアプリを徹底的に監査するという。この監査に同意しない開発者は、同社プラットフォームから締め出される。

 さらに、Facebookユーザーがあるアプリを3カ月間使用しなかった場合、Facebookは自動的に、そのアプリがそのユーザーのデータにアクセスできないようにする。ユーザーが各種アプリにサインインするときに開発者に提供する個人情報も、氏名、メールアドレス、Facebookのプロフィール画像だけに減らす。開発者はFacebookの承認を得るとともに契約書に署名しなければ、投稿など個人的なデータにアクセスする許可をユーザーに求められないようになる。

 また、各ユーザーが使用したアプリをニュースフィード最上部に表示するツールを提供し、ユーザーが自分のデータ設定を簡単に管理できるようにするという。

 「Facebookを開設したのは私であり、当社のプラットフォーム上で起きたことについて、最終的な責任を負うのは私だ」とZuckerberg氏は記した。「今後はこの経験に学び、当社のプラットフォームの保護を強化し、当社のコミュニティーをすべてのユーザーにとってより安全なものにしていく」(Zuckerberg氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]