「Snapchat」の開発元であるSnap Inc.には約3000人の従業員がいる。これまでにも小規模な人員削減は数回あったが、同メッセージングアプリの成長鈍化を受け、同社エンジニアの約10%に相当するおよそ120人の人員削減を行うという。金融ニュースネットワークのCheddarと、The Wall Street Journal(WSJ)が報じた。Snapのまだ短い歴史の中で、最大規模の人員削減になる。
Cheddarは最近、SnapがSnapchat対応のメガネ型ウェブカメラ「Spectacles」の2種類の新しいバージョンを開発していると報じていた。最初のバージョンは、高い期待を集めたものの失敗に終わり、Snapは、売れ残り在庫で4000万ドル(約43億円)の損失を出したという。
Snapは2017年に上場した。同社は2016年以降、人員を大量に雇用していた。第4四半期決算電話会議でのSnap幹部らの発言を引用したWSJによると、「1カ月に約300人を採用することも多かった」という。その決算電話会議で同社最高経営責任者(CEO)のEvan Spiegel氏は、Snapは「雇用を控えめにする」予定だと述べたが、人員削減についてはまったく言及していなかった。
上場してからの1年間は、成長と利益獲得に苦しんできたSnapだったが、2月には予測に反して好調な第4四半期決算を発表したことで、株価が急上昇していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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