Googleは米国時間3月7日、ビデオ通話アプリ「Duo」に留守番電話のような機能を追加すると発表した。
Duoを使って発信したが、相手が応答しなかったり通話を拒否されたりした場合、ユーザーは最長で30秒の動画または音声メッセージを残せるようになる。ユーザーはメッセージを録画または録音し、内容を確認した上で相手に送信できる。受け取った相手がそのメッセージを再生するには、Duoで発信者のアイコンをタップすればよい。このメッセージは、最初に再生してから24時間で削除される。ただし、メッセージを受け取った人は、そのメッセージを自分のスマートフォンにローカル保存することができる。
このメッセージは、「Duo」を使ったすべての通話と同じように、エンドツーエンドで暗号化される。
Duoは、GoogleがAppleの「FaceTime」に対抗する目的で、2016年にリリースしたビデオ通話アプリだ。また、Facebookの「WhatsApp」や「Messenger」、それに「Skype」といったビデオ通話機能を備えるアプリも、Duoのライバルと考えられている。Googleは、Duoのユーザー数に関するデータを公開していないが、Androidでは現在までに1億回以上ダウンロードされているほか、Appleの米国向け「App Store」ではソーシャルネットワーキングのジャンルでトップ20にランクインしている。
今回の新しい機能は、すでにAndroid版と「iOS」版で導入が始まっており、数日中に世界中で利用可能になる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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