Appleは、子会社のBeatsとも競合することになるノイズキャンセリング機能付きのオーバーイヤーヘッドホンを開発しているという。Bloombergが米国時間3月5日に報じた。
Bloombergは事情に詳しい関係者らの話として、このヘッドホンは早ければ2018年末に発売される予定だが、開発面での問題によって発売が遅れる可能性があると報じている。
関係者らによると、Appleは、スマートスピーカ「HomePod」の開発と同様に、このヘッドホン開発中に複数回にわたって設計を変更しており、発売前に再度設計を変更する可能性があるという。プロジェクト自体を打ち切りにする可能性もあるという。この新しいヘッドホンは、ハイエンド市場をターゲットとし、ワイヤレスペアリング機能を搭載する可能性があるとされている。
同社は音楽を中心とした製品やサービスを継続的に拡大している。2014年にはBeatsを買収し、2015年には「Apple Music」を提供開始、2016年にはインイヤー型ヘッドホン「AirPods」を発売している。今回報じられている製品もその流れを汲むものだ。Appleはさらに、Bluetooth接続管理用の新しいワイヤレスチップを搭載し、タップすることなく「Siri」を起動することのできる新しいAirPodsを、早ければ年内にも発売する可能性があるとも報じられている。
米CENTはAppleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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