建築、不動産の企画、プロデュースなどを手がけるPAXは2月23日、不動産検索サイト「SPACELIST」をリリースした。部屋のオーナーと借りたい人が直接つながるC2C型不動産検索サイトになる。
一般的な不動産検索サイトは不動産会社が物件情報を掲載するが、スペースリストでは、物件オーナーが部屋の情報を掲載し、借りたいと思う人は直接オーナーに問い合わせられる。
サイトへの掲載やオーナーへの問い合わせは無料。全国の賃貸住居物件を対象にしており、部屋の募集情報は、全て貸主が掲載する。検索項目に「パン屋さんが近い」「コーヒーショップが近い」や、「改装可能」「フリーレント有り」など、さまざまな項目を設けていることが特徴。大きめの写真や間取り、貸主からのコメントを「goodポイント」「注意ポイント」などでわかりやすく表示するという。
C2C型の不動産流通形式は、欧米の一部では一般的になっているとのこと。PAXでは、日本においてもC2C型を広め、より良い入居者とのマッチングを図ることで、深刻化する空き家問題などにも対応していきたいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」