AI英会話アプリ「TerraTalk(テラトーク)」を提供するジョイズは2月22日、英会話事業者向けに企業研修教材に沿った独自AIによる学習コンテンツを開発する新パッケージを提供すると発表した。
同社によると昨今のグローバル化の影響で、英語を社内公用語にする企業が増えるなか、英会話事業者には「限られた時間で効率よく、確実に効果を出したい」という企業からの要望が多く寄せられているという。そこで、これまでのテラトークにおける教材開発のスキルを生かし、英会話サービスを提供するステージラインと共同で、企業研修向けプログラムを開発したという。
テラトークは、過去の学習データから、AIが受講者の苦手分野を総合的に分析。最適な学習プランを提示するため、自学習による英語力向上が可能。今回、ステージラインと共同開発した研修プログラムでは、ステージラインが提供する企業研修の教材に沿って独自に開発した、AIによる英会話学習コンテンツを提供するという。
具体的には、研修で扱う英会話をAI相手に反復練習できるコースや、AIが分析した受講者の苦手な発音や語彙などを学習できるドリルを用意。これにより、受講者は限られた時間の中でも海外赴任時や出張時に必要なビジネス英会話などを効率的に習得できるという。同研修プログラムは、海外展開の加速を目的に、大手メーカーのほか、マンパワーグループ、ラネックスに導入されることが決定している。
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