ソニーは2月20日、仮想的にサラウンド音場を作り出す「VPT(Virtualphones Technology)」を搭載したホームユ-スのデジタルサラウンドヘッドホンシステム「WH-L600」を発表した。4月7日に発売する。想定税別価格は3万円前後。
ヘッドホンと充電スタンドから構成され、充電スタンドにはステレオミニ、光デジタル、HDMI入力端子を備え、テレビと接続する仕組み。ヘッドホン本体と充電スタンドは2.4GHzで接続する。
シネマ、ゲーム、ボイス、スポーツの4つのエフェクトモードを備え、コンテンツに適したサウンドモードの選択が可能。シネマモードはソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ゲームモードはソニー・インタラクティブエンタテインメントがそれぞれ協力、監修しているという。
5.1chに背後の音を表現するサラウンドバック2chを加えた7.1ch音声を独自のVPTにより仮想的なサラウンド音場として再現。微小な間接音や余韻部分を再現し、自然な音場を再現する「Natural Reverb Reproduction」と合わせ、高音質なホームシアター環境を構築する。
ヘッドホン部には40mmのドーム型ダイナミックドライバを搭載。約6時間の充電で、最大約17時間の使用に対応する。ヘッドホンはスタンドに乗せるだけで充電できるようになっており、これは現行機で要望が多かったため改善したという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果