シャープは2月19日、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の開発者向けモデル「SR-X002」を3月2日に発売する。本体価格は23万8000円(税別)。
同モデルは、Windows用ソフトウェア「Motion Works for ロボホン」が付属し、RoBoHoNの「モーション(動き)」を自由にプログラムできる。PCと本体をつなぎ、作成したモーションを実際に確認しながら、作業が進められる。また、専用のスマートフォンアプリで、実行させることも可能だ。
ただし、作成したモーションは一般向けモデル「SR-01M」と「SR-02M」では動作せず、開発者向けモデルSR-X002のみでしか動作しない。
また、子供向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」でアプリ開発ができる「スクラッチパック」も付属する。
これにより、ロボホンの対話シナリオ作成だけでなく、「Motion Works for ロボホン」で作成したモーションを生かしたアプリケーションの開発も可能。同社では、プログラミング教育に注力している学校や家庭などでも活用できるとしている。
なお、同モデルは、月々のサービス利用料の支払いは不要だが、「ココロプラン」や「ビジネス利用プラン」などのクラウドサービスおよび、「ケアプラン」(保守サービス)に加入はできない。一般向けモデルと比較して、(1)アプリケーションのダウンロードや更新ができない(購入時にプリインストールされているもののみ使用可能) (2)電話機能(通話)が利用できない (3)メール(メッセージ)機能が利用できない (4)電話帳、顔認識データ、ネットワーク接続情報などのバックアップが利用できないといった制限がある。
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