ノイキャンイヤホン「Tilde」は本当に仕事がはかどるのか--話し声をカットして集中力アップ - (page 2)

話し声がカットされることを実感したノイズキャンセリングイヤホン

 筆者はまさに人の声が気になるタイプで、カフェでの仕事が苦手だ。コワーキングスペースでも会話は可能な場所が多く、いつもノイズを軽減するイヤホンを使って仕事をしている。

 今回、Tildeを使ってカフェで仕事をしてみたが、かなり騒がしいカフェだったにも関わらず、ノイズキャンセリングのおかげで集中して仕事することができた。周囲の騒音だけでなく、人の声の周波数に合わせて音をカットしている実感もあった。後ろでイスが倒れて大きな音がしたため振り返ると、自分の真後ろで数人が談笑していて驚いたほどだ。

 ノイズキャンセリングの加減を調整できるのもいい。イヤホンを装着したまま帰路についたが、ノイズキャンセリングを最小にしておけば歩いているときも安全だ。いちいちイヤホンを外すことなく、ノイズキャンセリングのオンオフと音楽の再生ができるため、1日中着けていられる。

 また、「トークインノイズ」機能も便利だった。周囲がうるさくても相手の声が強調して聞こえる。ノイズキャンセリング機能よりもこちらを便利に感じる人もいるかもしれない。

 残念なのはバッテリの充電に急速充電がないことだ。少しの時間でいいから今使いたいというときに少し困った。フル充電は2時間と決して長くはないため、まめに充電する習慣を付ければ解消されるだろう。

 装着感も軽く、3色のフリーループを変えることでファッションの邪魔にもならない。オフィスの話し声に悩まされている人にぜひ試して欲しい製品だ。クラウドファンディングサービス「Makuake」で2万9900円コースから申し込むことができ、到着は2018年5月を予定している。


リスニングスタイル

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]