ノキアは、ベッドのマットレスの下に入れて睡眠の質などを計測するセンサ搭載デバイス「Nokia Sleep」を発表した。ウェブサービス連携技術のIFTTTに対応しており、起床や就寝に合わせて各種スマートホームデバイスを自動制御する、といった用途にも使える。
Nokia Sleepは、マットレスの下に敷き、無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォン用アプリ「Nokia Health Mate」と連携させて利用する。リストバンド型のアクティビティトラッカなどと違い、体に装着しないため、煩わしさがない。
内蔵センサで体の動きなどをとらえ、睡眠の深さ、心拍数、呼吸数などを計測してアプリに記録する。いびきも検出する。アプリでは睡眠の質が「Sleep Score」として評価され、よく眠れているかを自分で確認できる。
IFTTTに対応しており、ベッドに入ったタイミングや、ベッドから出たタイミングでさまざまなIFTTT対応デバイスをコントロールすることも可能。例えば、ベッドに入ったら照明を消し、エアコンを睡眠に合った温度へ調整し、スマートフォンをサイレントモードに変え、Google Spreadsheetに時刻を記録する、というシナリオを自動実行できる。
米CNETの報道によると、価格は100ドル(約1万800円)から。2018年の早い時期に発売されるという。
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