Qualcommは米国時間2月8日、同社の取締役会が、Broadcomが提示した修正買収案を全会一致で否決したことを明らかにした。
Broadcomは5日、当初提示した買収額を引き上げた形で、Qualcommを1株当たり82ドルで買収することを提案していた。これはQualcommの2017年11月2日の株価に50%を上乗せした金額だ。
Qualcommはこの提案について、同社を「著しく過小評価」しており、「取り引きが失敗した場合の重大な損失リスクを考慮すると、取締役会が要求する規制上の確固たるコミットメントには遠く及ばない」と述べた。
Qualcommは、評価額の問題に対処するため両社で協議の場を設けることを提案したと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス