少ないデータ通信量で動画を視聴、保存できる「YouTube Go」は、現在15カ国で提供されているが、130カ国以上にサービスを拡大する。YouTubeが米国時間2月1日にブログで発表した。
2017年にインドで初めてリリースされたYouTube Goは、劣悪なネット環境でも利用でき、データ通信量が少なく、居住地域に合わせて動画をレコメンドしてくれる。
インドでのリリース後、利用できる地域はインドネシア、ナイジェリア、タイなどの14カ国にも広がった。YouTubeの製品マネージャー、Jay Akkad氏は1日のブログで、「本日から世界の130カ国以上でYouTube Goをリリースできて光栄だ」と述べた。
YouTubeは、YouTube Goの快適な利用方法をいくつか紹介している。インドネシアのある新興企業は、小規模な企業を立ち上げて経営するために必要な会計スキルを女性が身につけるのに利用している。また、ナイジェリアの都市ラゴスでは、低所得層の子どもを教えている小学校教師が、算数などの授業に役立つ動画を入手していると語っている。
同社はさらに、YouTube Goのデザインを一部変更したことも明らかにした。これにより、高画質でのストリームやダウンロードが可能になったほか、複数の動画を同時に共有したり、ホームページから共有したりできるようになった。さらに、パーソナライズされた新しいコンテンツをホームページに簡単に表示できるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス