こうも外が寒いと、家から一歩も出たくない。郵便屋さんや新聞屋さんのバイクが来たように感じ、意を決してのぞきにいった郵便受けが空っぽだと、とても悲しい。寒いだけならまだしも、雪が積もっているような状態だと、無駄足感が大きくて辛い。
そこで、郵便受けに何かが入れられるとスマートフォンや電話に知らせてくれるデバイス「Mynder」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Mynderは、郵便受けのなかに磁石で取り付けて使うスマートデバイス。郵便受けに手紙や新聞などが入れられると、センサがそれを感知し、ユーザーに通知を送信する。つまり、通知が届いてから初めて郵便受けを調べれば済み、無駄に何度も郵便受けを確認する必要がなくなる。
通知は、MynderがSIMを使ってモバイルネットワーク経由で送る。SMSやメールによるテキストメッセージの形式で通知するほか、音声通話での通知にも対応。そのため、スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンや通話しかできないような古い携帯電話、さらには固定電話で通知を受けることも可能だ。
通知に必要な通信料金は契約キャリアなどの条件によって異なるが、1日1回配達される程度の通知頻度だと追加料金なしで付属のSIMが1年間使えるという。月額料金や年額料金などの固定費は発生しない。開発チームはカナダ国内での利用を想定しているが、UMTS/HSPAおよびGSM/GPRS/EDGE方式のSIMなら場所を問わず利用可能だそうだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月24日まで。目標金額の5万カナダドル(約441万円)に対し、記事執筆時点(日本時間1月29日12時)で約4200カナダドル(約37万480円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと54日ある。
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