キーカフェ・ジャパンとローソンは1月23日、ローソン店舗内にKeycafeのIoTキーボックス端末「Keycafe Smartbox」を設置し、鍵の受け渡しサービスを開始したと発表した。民泊、カーシェアリング、貸会議室、不動産の内見などの無人で遠隔から鍵の受け渡しができる。
導入1号店として、ローソンGINZA SIX店の店内壁面にKeycafe Smartboxを設置。19個のキーキャビネットとタッチパネルを備え、鍵の持ち主(ホスト)が鍵を端末に預け入れた後、インターネットを通じて借り主(ゲスト)に鍵へのアクセス権を付与できる。ゲストは電子メールなどに記載されたKeycafe Smartboxの設置店舗に来店し、タッチパネルにアクセスコードを入力して鍵を入手する。
アクセス権はゲストごとに変更され、さらに有効期間限定のアクセス権の設定も可能。設置する鍵の種類は民泊、カーシェアリングや貸会議室などに代表されるシェアリングエコノミー用途や、不動産の内見・ハウスキーパーなど。今後は、東名阪などの観光立地を中心に、2019年3月末までに100店舗で鍵の受け渡しサービスを展開する予定だ。
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