クレジットエンジンは1月18日、ランサーズとの業務提携を発表した。同日より、ランサーズのユーザーを対象としたオンライン融資サービス「フリーランスレンディング」の提供を開始する。
同社は、中小企業や個人事業主が、面倒な各種書類を作成することなく事業資金が必要な時にオンラインで借入れできるオンライン融資サービス「LENDY」を2017年1月30日に開始している。LENDYの融資審査には、機械学習を取り入れており、財務情報や信用情報に加えて、オンライン会計データ・オンラインバンキングデータなどのさまざまなデータを、リアルタイムで継続的に分析。独自に与信審査を実施している。
今回のサービス提携では、LENDYで開発したオンライン融資機能をプラットフォーム化し、ランサーズのユーザーに対して、フリーランスレンディングとして提供する。ユーザーの管理画面から登録でき、個人の仕事実績のデータが自動的に連携されるという。ユーザーは、手間なくシームレスに事業に必要な資金を調達可能となる。LENDYのプラットフォーム提供は、2017年のSTOERS.jpとの連携に続き2例目だ。
同社によると、近年、政府がすすめる「働き方改革」により、兼業、副業、フリーランスなどは、働き方改革の鍵になるといわれている。しかし、従来の金融機関の融資において、フリーランスは事業で必要な融資を受けることが難しい状況にあると指摘。同サービスでは、ランサーズでの仕事状況などを事業の実績として捉え、審査・融資を実施することで、フリーランスの事業継続や事業拡大を支援するという。
同社では、今後も継続的にオンライン融資機能のプラットフォームを法人に提供する予定だとしている。
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