クレジットエンジンは1月30日、オンライン融資サービス「LENDY(レンディ)」のベータ版を提供開始した。また、第三者割当増資を実施し、2016年7月の創業以来の資金調達額が総額約1.1億円に達した。
LENDYは、中小企業や個人事業主を対象とし、事業資金が必要な時に各種書類を作成することなく、借入れできるオンライン融資サービス。
予め必要な情報を入力し、登録を完了するだけで借入可能額を知ることができる。また、本人確認資料のアップロードなど必要な準備手続きを完了させておけば、資金が必要な時にオンラインで借入れの申込みをするだけで、いつでもすぐに融資が受けられる。
融資審査は、財務情報や信用情報に加えて、タブレット型POSレジデータ、予約データ、評価サイトデータ、オンライン会計データなど、さまざまなオンラインデータをリアルタイムで継続的に分析することで、実施している。
なお、今回提供されるLENDYはベータ版。今のところ飲食店、理容室理美容院、美容室、オンラインショップ運営者を主な対象としており、融資額も制限されている。通常版のサービス提供開始時には、融資対象事業を拡大し、一事業者あたりの最大融資額も1000万円まで拡大する予定だ。
今回の資金調達は、米国シリコンバレーに拠点を置くシード投資ファンド500 Startupsと、500 Startupsの日本向けファンドである500 Startups Japan、フリービットインベストメント、個人投資家などが引受先となる。
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