Dropboxが、新規株式公開(IPO)を非公開で申請したとBloombergが報じている。同社は長期にわたり、上場の可能性について報じられてきた。実現すれば、2018年に最も注目を集めるIPOの1つになる見通しだ。
記事によると、Dropboxは2018年上半期の上場を目指している。Goldman SachsとJP Morgan Chaseをリードアドバイザーとして起用しており、さらなる金融機関の追加を検討しているという。
2014年の資金調達ラウンドでの評価額は約100億ドルとされていた。
Dropboxは、IPO書類の提出について明らかにしていない。この申請は、特定の期日までに上場することを同社に義務付けるものではない。
Dropboxは、5億人のユーザーが同社のソフトウェアサービスを利用していると述べている。一般ユーザーや企業ユーザーがファイルを保存し、互いに共有できるサービスだ。2017年1月には年間売上が10億ドルに達する見通しだと発表しているが、同社の財務状況の詳細は明らかにされていない。上場を果たせば、収支状況などがまもなく明らかになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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