メドピアの連結子会社でオンライン健康相談サービス「first call」を提供するMediplatは1月11日、IoT賃貸経営プラットフォーム「Apartment kit」を開発するRobot Homeと業務提携したと発表した。
同社のfirst callは、日常生活における自身や家族の健康上の不安や悩みについて、チャットやテレビ電話で医師に相談ができるオンライン健康相談サービス。一般内科や小児科、産婦人科、精神科など全12科目での相談に医師が実名で回答するのが特徴。同社では、誰もがいつでも気軽に医師に相談できる場を提供することで、正しい医療情報の提供や適切な受診促進を行い、予防医療や医療システムの最適化に貢献することを目指しているという。
Robot HomeのApartment kitは、誰でも簡単にIoTの賃貸住宅を提供できるIoTサービス。Apartment Kitによって入居者は、生活の利便性と安全性を高められ、セントラルコントローラーを活用した多様なライフスタイルを実現できるようになる。室内に設置されたタブレット型のセントラルコントローラーは、各種IoT機器の操作機能だけでなく、水漏れなどのトラブルや退居時の連絡など、入居者の毎日の生活をチャットでサポートするロボットコンシェルジュ、食事・ファッション・家事サービスなど、ライフスタイルに関わるさまざまなコンテンツを提供する「Benefit」を搭載している。
同社によると今回の提携により、「Apartment kit」が入居者向けに提供するライフスタイルコンテンツ「Benefit」に、「first call」のオンライン健康相談が導入されるという。これにより入居者は、日々の生活における健康上の不安や悩みを、自宅からいつでも気軽に医師に相談できるようになる。
なお、「first call」は、Robot Homeの親会社であるインベスターズクラウドが提供する「TATERU」のIoTアパートメントにおいて、OEM提供されている「TATERU kit」で採用された「Benefit」にも導入される。
同社は今後も、「first call」をさまざまな企業やサービスと積極的に提携させながらサービスを拡充し、より多くの人々の健康増進・予防や適切な受診をサポートしていくとしている。
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