韓国ハイテク大手のサムスンは、同社の主力製品である「Galaxy S9」を2月に開催されるMobile World Congress(MWC)で発表するという。同社のモバイル部門責任者が明らかにした。
サムスンのモバイル事業担当プレジデントを務めるDJ Koh氏は、ラスベガスで開催されているCESの記者会見で、2018年の同社初の主力スマートフォンを2月のMWCで発表すると述べた。発売日もMWCで発表するという。
CES開幕前には、サムスンがCESで同スマートフォンを発表するのではないかといううわさもあった。
サムスンは2017年、「Galaxy S8」を3月にニューヨークで開催したUnpacked Eventで発表し、4月に販売開始した。2018年のGalaxy S9の発表はそれよりも1カ月早く、発売は3月になる可能性が高い。
Koh氏はさらに、同社が折りたたみ可能なスマートフォンを2019年に発売する計画であることも明らかにした。同氏は2017年に韓国で報道陣らに対し、2018年の発売を目指していると述べていた。
同氏は、ユーザーエクスペリエンスが商用化にあたっての最大の障害だと述べ、同社はその問題の解決に向けて積極的に取り組んでいると付け加えた。
同社内部の情報筋らによると、同社は2018年終盤の製造開始を暫定的に計画しているという。
またKoh氏は、「Bixby 2.0」を年内にリリースするとも述べ、サムスンの全製品が2020年までにこの仮想アシスタントに対応する予定であることを強調した。
サムスンのGalaxy S9は、同社のスマートフォンとして初めて、512Gバイトのストレージを装備することになるとうわさされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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