JOLEDは1月5日、ASUSTeK Computer(ASUS)に21.6型4K高精細の印刷方式有機ELディスプレイパネルのサンプル提供を開始したと発表した。
有機ELディスプレイパネルは、ASUSが「CES 2018」で発表するプロフェッショナルモニタ「ASUS ProArt PQ22UC」に使用される。ASUSはプレスリリースの中で、「ピュアRGBストライプを備えた最先端の有機ELテクノロジは高い色純度を保証し、PQ22UCは、DCI-P3カバー率99%の高彩度による、忠実な色再現性を実現している。真の10ビット色深度を備え、暗い黒と明るい白のコントラスト比は100万対1。最速0.1msの高速応答性は、動きの速いビデオやアニメーションコンテンツの表示において卓越したパフォーマンスを実現する」と表現している。
JOLEDは、ソニーとパナソニックの有機ELパネルの開発部門を統合し、2015年1月に設立。有機EL材料を印刷により塗布、形成する印刷方式の有機ELパネルを製造しており、2017年12月には21.6型の4K有機ELパネルを医療向けに出荷している。
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