ジャパンディスプレイは12月21日、有機ELディスプレイパネルなどの開発、製造を手掛けるJOLED(ジェイオーレッド)を連結子会社化すると発表した。2017年3月31日までに最終契約を締結する。
JOLEDの発行済み株式の一部を産業革新機構から取得し、ジャパンディスプレイの議決権比率を51%に引き上げる。株式取得完了は2017年上期を予定している。
JOLEDは、2015年1月に、ソニーとパナソニックの有機ELディスプレイパネル開発部門を統合する形で設立。有機ELディスプレイパネルの量産開発加速と早期事業化を目的にしていた。
ジャパンディスプレイは産業革新機構から転換社債として450億円、劣後債として300億円、合計750億円の金融支援を獲得する。印刷方式OLED研究開発費用などにあてる予定だ。
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