英マンチェスターを拠点とするクラウドホスティング企業UKFastは、10万ポンド(約1500万円)を投じてマンチェスター都市圏の複数の学校に「Raspberry Pi」カフェをさらに5つ開設する計画だ。パーティントンのBroadoakスクールに設けた最初のカフェが好調であることから、事業を拡大することにした。同カフェでは、生徒らがRaspberry Piを使用して、基本的なプログラミングとハードウェア操作を学んでいる。
UKFastは米ZDNetに対し、「(Raspberry)Piカフェには、UKFastが直接資金を提供する。そうすることで、より多くの若者にデジタル世界で成功するのに必要な技術を身につけてもらうとともに、デジタルスキルの格差を埋める支援をしている。議論するより行動せよ、というのがUKFastの社風だ」とコメントした。
UKFastが採用した専任講師は、すでに1年あたり50カ所の学校や大学を訪れ、5万7000人の若者を指導している。講師らは、上級者向けクラス、ワークショップ、プログラミング教室で指導しているほか、UKFastの技術実習コースの運営にも関わっている。
UKFastによると、同社がターゲットにしているのは、デジタル教育のための十分なリソースが学校にない地域と、伝統的に「技術系科目の授業が少ない」女子校だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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