ようやく正式版アプリがリリースされた「YouTube TV」だが、さまざまなテレビ機器に対するリリースは当初の計画よりも遅れている。
「Roku」と「Apple TV」用のアプリは当初、2017年末までにリリースされる予定だったが、現在は2018年の第1四半期に予定されている。また筆者がYouTubeの担当者に聞いたところによると、同じ第1四半期に、古いスマートテレビ用のアプリもリリースされるという。具体的には、2014~2015年に発売された一連のサムスン製テレビと、「Android TV」ではなくLinuxベースのOSを搭載する旧式のソニー製テレビだ。
YouTube TVは、ケーブルテレビを解約したユーザーをターゲットとして米国で提供されている、月額35ドル(約3900円)のライブテレビ配信サービスだ。猫の動画やハウツー動画、多数の独立系チャンネルや番組であふれた、誰もがよく知っている無料のYouTubeとは異なり、YouTube TVはケーブルテレビと直接競合するサービスだ。
米国の80を超える都市で提供され、各地域のテレビチャンネルが視聴可能だ。
YouTube TVは現在、「iOS」や「Android」を搭載するスマートフォンやタブレット、PCブラウザに加えて、テレビに接続された「Chromecast」などの機器を使って視聴できる。
これとは別に、YouTubeは、無料のYouTubeメインアプリ(猫の動画などであふれている方)を、2018年1月1日までに「Fire TV」機器から引き上げる計画を明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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