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アップル、スマートウォッチによる水泳中のナビを高精度化する技術--公開特許に

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 アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」は、2016年9月発売の第2世代「Apple Watch Series 2」で耐水性が強化され、水泳にも使えるようになった。プールで泳ぐ際のパフォーマンス計測のほか、海や湖といったオープンウォーターでのナビゲーションにも活用できる。ただし、腕に装着するスマートウォッチは泳ぐと大きく動いてしまうため、位置や速度の計測精度が低いそうだ。

 そこで、アップルは水泳時でもウェアラブルデバイスによるナビゲーションの精度を低下させない技術を考案、この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間12月14日に「RADIONAVIGATION FOR SWIMMERS」(公開特許番号「US 2017/0357007 A1」)として公開された。出願日は2016年6月10日。


公開されたアップルの特許(出典:USPTO)

 この特許は、泳いでいる人が体に装着したモバイルデバイスで位置や速度を計測する場面において、体に対してモバイルデバイスが大きく動いても正確に計測する技術を説明したもの。モバイルデバイスとしては、身に着けられるタイプであれば種類を問わず、スマートウォッチやアクティビティトラッカーなどが考えられる。また、手首や腕だけでなく、足首などに装着するデバイスにもこの特許は適用可能だ。


水泳中にスマートウォッチでナビ(出典:USPTO)

 位置情報などの取得は、何らかの電波を利用した方式で実行する。ただし、泳ぐ際に腕や脚を大きく動かすと、その動きに影響されて得られる情報の精度が低くなってしまう。さらに、モバイルデバイスが水中にあるタイミングだと電波を受信できず、これも精度悪化の原因になる。


腕の動きで精度が低くなる位置情報(出典:USPTO)

 これに対し、この特許では体に対するモバイルデバイスの相対速度を計測し、受信電波から得たデータを補正することで精度を高める。相対速度は、ストローク速度、移動方向、腕や脚の長さなどから算出する。

 そして、ストローク速度は、モバイルデバイス内の加速度センサや磁気センサなどを使って取得する。さらに、圧力センサでモバイルデバイスが水に出入りする間隔を計測してストローク速度を得るアイデアにも言及している。

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