Appleの「iPhone X」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」がワイヤレス充電規格Qiに対応し、面倒なケーブル接続なしで充電できるようになった。市販されているQi準拠の充電台を使えば今すぐにワイヤレス充電できるのだが、Appleファンは純正品「AirPower」の登場を待つのだろうか。ただし、AirPower発売はまだ先だ。
そこで、2018年1月に出荷すると表明されている安価なQi充電台「Funxim」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Funximは、iPhoneと「Apple Watch」を同時に充電可能なQi対応のワイヤレス充電台。もちろん、Qi対応デバイスなら、Androidスマートフォンなども充電できる。
Apple純正のAirPowerが同時に3台のデバイスを充電できるのに対し、Funximは2台までとスペックは劣るものの、希望小売価格が79ドル(約8966円)、Kickstarterキャンペーンの特別価格が29ドル(約3291円)と安価な点が魅力。ちなみに、AirPowerの価格は120ドル(約1万3619円)から200ドル(約2万2698円)と予想されているそうだ。
充電できる台数は2台に限られるが、エネルギー変換効率は80%を上回るとしており、高速な充電が可能だという。最大で2台の同時充電で間に合う使い方なら、価格が安いこともあり、選択肢の1つとして考えてはどうだろう。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2018年1月3日まで。記事執筆時点(日本時間12月12日13時)でキャンペーン期間は22日残っているが、すでに目標金額1万ドル(約113万4900円)の24倍近い約23万8000ドル(約2701万620円)の資金を集めている。
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