猫はとても不思議な動物。よく懐いて甘えてくれるし、膝の上に乗せると暖かく柔らかく、手触りがよくて、とても癒やされる。しかし、生き物である以上、飼うことは命を預かることであり、重大な責任が伴う。そのため、二の足を踏む人もいるだろう。また、ペット禁止の賃貸住宅に住んでいて我慢している人もいるはずだ。
そこで、ユカイ工学という日本企業の開発した、撫でるとしっぽをブンブン振る癒やし系ネコ型クッション「Qoobo(クーボ)」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Qooboは、サイズ33×16×54cm、重さ約1kgの、毛皮風カバーで包まれた丸いロボット。本体を撫でると、猫や犬のように反応して飛び出ているしっぽが動く。ユカイ工学は、心を癒やす「クッション型セラピーロボット」としている。
しっぽの動かし方は、実際の動物を研究してリアルかつ楽しくコミュニケーションできるように開発した。そっと撫でるとゆったり、たくさん撫でるとブンブン振られるしっぽの意味は、撫でる人が自由に解釈できるという。
デザインするにあたり、しっぽと毛並み以外はあえて動物的な要素を減らしている。これにより、ユーザーが自由に想像を膨らし、犬や猫、さらにほかの動物であるとして受け入れられるそうだ。さらに、カバーは取り外し可能で、フェイクファーなどで好みのデザインに変更できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月3日まで。目標金額の500万円に対し、記事執筆時点(日本時間10月23日11時)で約325万円の資金を集めている。キャンペーン期間はあと41日ある。
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