スマートフォンが高機能化、多機能化したおかげで、ちょっとした作業ならPCに頼る必要はなくなり、外出時の荷物が軽くなった。しかし、スマートフォンをさらに活用するため、スマートウォッチやヘッドセットなども合わせて使うようになり、最近は細々と荷物や充電の手間がまた増えてきた。
そこで今回は、スマートウォッチとBluetoothヘッドセットを一体化したウェアラブルデバイス「Earband V-08」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Earband V-08は、アクティビティトラッカーでよくある細身なデザインのスマートウォッチ。バンドから簡単に外せるボディは、そのまま耳に入れて無線ヘッドセットとして通話などに使える。スマートウォッチとヘッドセットが1つにまとまるので、忘れて外出しにくいし、充電など管理の手間が少なくなる。
スマートフォンとはBluetoothで連携しており、電話がかかって来たらバンドから外して耳に入れるとすぐ話し始められる。通話できない状況の場合は、表面のタッチパネルで着信を一旦断ることが可能で、バッグやポケットからスマートフォンを出さずに済ませられる。
もちろん、Appleの「Siri」やGoogleの「Google Assistant」といった音声アシスタントに対応しており、ハンズフリーでさまざまな操作ができる。ボディ表面のディスプレイには受信メッセージなども表示され、Earband V-08だけですぐ対応すべき内容かどうか判断できる。
アクティビティトラッカー機能を備えるスマートウォッチとしては、歩数、消費カロリー、心拍数などのほか、血圧や睡眠状態の計測が可能。心拍数は継続的に測っており、異常と思われる場合にはバイブレーションで警告してくれる。夜間に1時間1回のペースで血圧を自動計測する機能もある。
そのほかに、アラーム、ストップウォッチ、タイマーといった機能も用意されており、普段使いには十分だろう。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル(約113万5400万円)。記事執筆時点(日本時間12月11日15時)で約7500ドル(約85万1550万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
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