12月1日は世界エイズデーだ。エイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもの。アップルは毎年、認知拡大を目的としてApple Storeのロゴを赤く染めている。
2017年も、表参道、銀座、心斎橋、名古屋栄、福岡天神の5店舗のストアロゴを赤に変更し、仙台一番町はシールで世界エイズデーを表現する。
Appleでは年間を通して販売中の(PRODUCT)REDのラインアップに加え、12月1日から7日までApple StoreとApple Online Store(Apple Store App)内にてApple Payで支払った場合にグローバルファンドに寄付する。金額は1購入に対し1ドル(USドル)。
さらに2017年は、App Storeでは3つのゲームに課金することでグローバルファンドに寄付するキャンペーンも行われる。
キャンディークラッシュAppleと(RED)は、11月30日、過去最大となる3000万ドル以上の寄付金を集め、過去最大の寄付を祝うと発表している。この金額は、母親からまだ生まれていない子供へのHIVの感染を予防する、ARV治療薬の1億4400万日分に相当するという。
2005年には、HIVに感染して生まれてくる新生児が毎日1200人いたが、その数は400人まで減ったという。UNAIDS(国連合同エイズ計画)の予測によれば、その数は2020年までにゼロ近くになり、世界は2030年にもAIDSを根絶する方向で順調に進んでいるとしている。
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