KDDIとソフトバンクのSIMロック解除の受付条件が変更され、一括払いで購入した場合、あるいは機種代金の分割払いの残債を全て精算した場合は、12月1日よりSIMロックの解除手続きできるようになった。従来の「購入日より181日目以降」という条件が緩和されたことによるもの。NTTドコモは以前より、一定の条件を満たせば即日SIMロックを解除できる。
また、分割払いで購入した場合は、機種購入日から101日目以降より手続きが可能。過去に対象回線でSIMロック解除を行ったことがあり、かつ前回のSIMロック解除受付日から101日目以降である場合は、機種購入日から100日以内でもSIMロック解除の手続きができる。詳細は各社のウェブサイトを参照のこと。
SIMロック解除の受付条件を一部変更--auなお、ソフトバンクの場合、機種代金を一括払した場合でも、一括購入割引などが適用されている機種は、機種購入日から100日以内の場合SIMロック解除の手続きはできない。
今回は、ソフトバンクで購入・契約したiPhone 8を使い、オンラインでSIMロック解除を試みた。なお、条件を満たしていればiPhone 8 PlusやiPhone Xシリーズ、Android端末も同様の手続きでSIMロックを解除可能だ。
◆注意事項と手順まとめ◆
(1)あらかじめiPhoneの「設定」>「一般」>「情報」の順にタップし、IMEI番号を長押ししてコピーする
(2)「My SoftBank」>「オプション変更」>(関連メニューにある)「SIMロック解除手続き」から手続き開始・製造番号(IMEI番号)を入力、解除の申し込み
(3)他社のSIMを入れてアクティベート
試したのは、9月22日に一括払いで購入したiPhone 8だ。以前に所有していた機種で解除実績がある。手数料が無料になる「My SoftBank」を経由して手続きすることにした。ソフトバンクショップでSIMロックを解除する場合、3000円の手数料がかかる。
My Softbank経由の場合、ソフトバンク以外のSIMカードが必要になる。今すぐどこかに乗り換えたいわけではなく、海外で使うかもしれないから、といった事情や単にSIMロックはイヤだという理由で解除したい人もいるだろう。
他社のSIMは、SIMロックのアクティベーション時に使用するだけなので、新たにSIMを契約することなく、友達に会ったときにちょっと借りてアクティベーションだけ済ませるという方法もとれそうだ。このほか、手間はかかるがアップルのサポートページには、初期化とバックアップによってSIMロックを解除できる手順が記載されている。
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