シャープは11月30日、12月7日をもって東京証券取引所市場第一部銘柄(東証一部)に指定承認されたと発表した。
同社は業績不振により2016年8月1日に第一部から第二部へ指定替えされた。同時に発足した新経営体制の下、早期黒字化に向けた構造改革によって、2016年度連結業績においては全事業の収益力を回復して3期振りの営業黒字を達成。2017年度上期においては親会社株主に帰属する四半期純利益がリーマンショック以前の水準にまで回復した。
シャープは以前から東証一部への復帰に強い意欲を示しており、シャープ代表取締役社長の戴正呉氏は7月に社内に向けて「株主様との約束、東証一部への早期復帰を必ず果たす」とメッセージを送っていた。
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