「ルンバ」が「IFTTT」に対応--“外出したら掃除を開始”などが可能に

Ry Crist (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高橋朋子 (ガリレオ)2017年11月21日 11時04分

 iRobotのロボット掃除機「Roomba」がさらに賢くなった。無料のオンライン自動化サービス「IFTTT」に、新しく iRobotのチャンネルが作成されたことを、同社が米国時間11月20日に明らかにした

 IFTTTへの対応が実現したことで、「Roomba 980」などWi-Fi対応モデルのRoombaを、IFTTTの「If This, Then That」(もし何かをしたら、何かが作動する)アプローチを通じて、さまざまなプラットフォーム、サービス、製品と同期させることが可能になった。

 ユーザーは、Roombaが清掃サイクルを終えたときにIFTTTと連携する別の製品を作動させられるように、Roombaをプログラミングできる。また、IFTTTと連携する別の製品を使って、Roombaの清掃サイクルを開始、終了、一時停止することも可能だ。

 また、iRobotのIFTTTチャンネルには、タップ数回で有効にできるアプレットもあらかじめ用意されている。その中には、「Android」スマートフォンに応答したり、スマートドアベルが鳴ったりするとRoombaの清掃サイクルを一時停止できるなど、特に利便性の高そうなアプレットもある。そのほか、スマートフォンのGPSデータを利用し、外出したら自動で清掃サイクルを開始するように設定することも可能だ。

iRobotのIFTTTチャンネル
iRobotのIFTTTチャンネルには複数のアプレットもあらかじめ用意されている
提供:Screenshot by Ry Crist/CNET

 これらのアプレットは基本的に、iRobotのライバルNeato RoboticsのIFTTTチャンネルにあるのと同じものだ。Neatoのアプレットは2017年に入って提供開始されたが、今回、iRobotもIFTTT対応となったため、この点で両社の差はなくなったと考えられる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]