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AF約0.04秒、6.5段ボディ内手ブレ補正も--パナ、ミラーレスカメラ「LUMIX DC-G9」

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 パナソニックは11月16日、フラグシップモデルとなるミラーレスカメラ「LUMIX DC-G9 」を2018年1月25日に発売すると発表した。

 市場想定価格は、G9L(標準ズームライカDGレンズ付属)が29万円前後(税別)、ボディのみのG9が21万円前後(税別)。


 同製品は、撮像素子に有効画素数約2033万画素のLive MOSセンサを採用。ローパスフィルターレス設計による細部まで美しく忠実に描写するリアルな解像力と、4K/60pの動画記録にも対応した高速読み出しで高画質・高速性を実現しているのが特徴だ。

 画像処理エンジンには、「マルチピクセル輝度生成」と「インテリジェントディテール処理」により、交換レンズの持つ解像性能を余すことなく再現でき、センサからの信号処理フローを最適化させることで従来機(DMC-GH4)に比べダイナミックレンジが拡大した新ヴィーナスエンジンを搭載している。なお、新たに明度別の制御が可能になった「新3次元色コントロール」により、被写体の豊かな色調を再現しながら、肌や青空などはよりスムーズな階調表現を実現するという。

 従来の「高精度ジャイロセンサ」の信号からだけでなく、撮像センサや加速度センサから得られる情報をもとに手ブレを演算するアルゴリズムを開発したことで、ボディ内手ブレ補正では世界最高となる6.5段分の補正効果を実現。さらに、高精度ジャイロセンサの情報を用いて手ブレ補正を最適に制御する「Dual I.S. 2」では、望遠域まで6.5段分の補正効果を得られるという。

 なお、ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)の機構を生かして、センサを動かしながら8回連続で自動撮影し、カメラ内で自動合成処理を行う「ハイレゾモード」を搭載。通常撮影時の約2033万画素に比べて4倍の画素数を持つ約80M画素相当の高解像写真が生成できる。フル画素約20M画素での記録が可能であり、RAW記録にも対応する。

 AFも強化されており、LUMIX独自の空間認識技術(DFDテクノロジ)と新たに搭載された120fps対応のLVF(ライブビューファインダ)により、AF合焦速度は世界最速の約0.04秒を実現。動体に対するAF追従性能を向上させ、演算アルゴリズムの進化により奥行き方向の距離検出精度も向上している。

 また、超高速の電子シャッター連写機能は、AF追従連写(AFC)で約20コマ/秒とAF固定連写(AFS)で約60コマ/秒の超高速連写を実現した。約18Mの高画素で、秒間30コマ高速連写の「6Kフォト」機能を搭載。高画質6KフォトはA1サイズまでプリント引き伸ばしが可能。「4Kフォト(約8M)」は、秒間60コマ高速連写に対応するなど進化している。

 ファインダは、倍率約0.83倍を備えた約368万ドット高精細OLEDファインダを採用。倍率は、約0.83倍のほか、約0.77倍、約0.7倍の3段階で設定できる。なお、最高フレームレート120fpsかつ最短表示タイムラグ0.005秒による高速表示に対応している。

 このほか、ファインダ、モニタともに「ナイトモード」を新たに搭載。天体撮影のような長時間の暗所での撮影時でも目への刺激を抑えられるようになった。なお、ナイトモードはファインダとモニタで個別に設定可能だ。

 本体天面には、F値、シャッタースピード、ホワイトバランス、露出補正など基本的な撮影設定をはじめ、静止画の記録残数や動画の記録可能時間、本体やバッテリーグリップのバッテリ残量を確認できるステータスLCDを新たに搭載した。よく切り替える機能を登録できる「ファンクションレバー」をボディ正面に新搭載したほか、ジョイスティックやFnボタンなどを撮影者の意図が確実に反映できるように最適化している。

 防塵・防滴設計のボディは、軽量かつ耐久性のあるマグネシウム合金フレームを採用。シャッター耐久回数20万回、マイナス10℃の耐低温設計など、過酷なフィールドでの撮影環境に対応できる。メモリーカードスロットは、2枚のSDメモリーカードに対応したダブルスロット仕様だ。

小型軽量・明るい超望遠単焦点レンズ「H-ES200」も登場

 さらに、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズ「H-ES200」(LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.)を12月14日に発売する。希望小売価格は、税別42万円(受注生産)。


 H-ES200は、超望遠200mm(35mm判換算:400mm)の超望遠単焦点レンズ。ライカの光学基準をクリアし、F2.8「ELMARIT(エルマリート)」の明るさを実現。2枚のUEDレンズの最適配置により、画面周辺部まで優れた描写特性を実現し、野生動物、スポーツなど動きの早い被写体までさまざまな撮影シーンで高画質撮影ができるという。

 また、レンズ本体は小型・軽量設計かつ、防塵・防滴仕様。マイナス10℃の耐低温性能にも対応している。同梱の1.4xテレコンバータを装着することで560mmの超望遠撮影にも対応する。

 LUMIX初となる3つのマグネットを搭載した「スリーマグネットリニアモーター」を採用。120度の間隔で3つのマグネットを配置させたリニアモータでフォーカスレンズをダイレクトに駆動するインナーフォーカス方式により、高速・高精度なAFを実現した。

 同社によると、H-ES200の発売により、同社のマイクロフォーサーズシステム用交換レンズのラインアップは30本になったという。

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