Microsoftは9月に開催したITプロフェッショナル向けの技術イベント「Microsoft Ignite」において、「Visual Studio Code」とAIサービスを統合する拡張機能を発表した。そして米国時間11月15日、同社は開発者向けイベント「Microsoft Connect(); 2017」で、「Visual Studio」自体とAIサービスを統合する新たな拡張機能の追加を発表した。
この「Visual Studio Tools for AI」と呼ばれる2つ目の拡張機能は、同社の深層学習フレームワークだけでなく、サードパーティーのものもサポートしている。具体的には「Microsoft Cognitive Toolkit」(CNTK)やGoogleの「TensorFlow」、「Theano」「Keras」「Caffe2」などが含まれている。また同社によると、Visual Studio Tools for AIは、PythonやC/C++/C#で記述された既存コードに対するサポートを活用するとともに、「Cognitive Toolkit BrainScript」に対する追加サポートを提供するという。
Visual Studio Tools for AIと「Visual Studio Code for AI」はいずれも、Microsoftが1年以上前に概要を発表していた同社の機械学習スイート(開発コード名:「Open Mind Studio」)を構成するものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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