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宇宙空間でモビルスーツを操縦する喜びと難しさ--VR ZONE「戦場の絆VR」を体験

佐藤和也 (編集部)2017年11月08日 17時09分
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 VR ZONE SHINJUKUで新たに設置される「機動戦士ガンダム 戦場の絆 VR PROTOTYPE Ver.」。
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 VR ZONE SHINJUKUで新たに設置される「機動戦士ガンダム 戦場の絆 VR PROTOTYPE Ver.」。

 バンダイナムコエンターテインメントが、VRエンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」に設置する新作VRアクティビティ「機動戦士ガンダム 戦場の絆 VR PROTOTYPE Ver.」をメディア向けに公開した。

 本作は、ドームスクリーンを活用した大型筐体で、「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツのコックピットに乗り込んで、操縦しているような体験が味わえるアーケードゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をベースとした対戦型VRアクティビティ。名前の通り、今回のはあくまでプロトタイプとしており、体験者からの意見を広く集めることを目的としたもの。11月10日から2018年1月9日までの期間限定で稼働する。

 内容は、地球連邦軍4人とジオン軍4人に分かれて対戦するチームバトル。VRの中に設けられた宇宙空間のなかで、地球連邦軍の戦艦が、ジオン軍の戦艦めがけて一定速度で進行しているというシチュエーションとなっており、地球連邦軍は自軍の戦艦を護衛し、ジオン軍の戦艦にぶつけることができれば勝利。逆にジオン軍は、地球連邦軍側の戦艦を迎撃できれば勝利となる。

 地球連邦軍はガンダムが1機にガンキャノンが3機、ジオン公国はシャア専用ザク1機にザクIが3機というチーム編成となっている。ゲームのカギを握るのは、シャア専用ザクに搭載している「対戦艦ライフル」で、これを地球連邦軍の戦艦に5発打ち込むと迎撃できる。発射には一定のチャージ時間が必要で、その間に攻撃されるとキャンセルしてしまう。つまり、地球連邦軍は対戦艦ライフルを撃たせないようにシャア専用ザクに向かって倒しにかかり、ジオン軍はシャア専用ザクを残り3人で護衛するというのが、大まかなゲームの動きになる。なお、ガンダムには1ゲーム中に弾数制限がある強力な「ビームライフル」を搭載。また、ゲームが終了するまでは、何度倒されても再出撃が可能になっている。

 ゲームプレイ前のブリーフィングでは卓上型ディスプレーを搭載した作戦テーブルが用意され、作戦会議ができる。筐体にはトリガーやボタンが備えられた2本のレバーと、足元には2つのペダルが搭載され、それらを駆使してモビルスーツの操作を行う。プレイの際には、ヘッドマウントディスプレイにヘッドホンを装着。ヘッドホンにはマイクが搭載されており、チーム内での会話も可能だ。ゲーム終了後にはライブモニターでリプレイも見ることができ、感想を語り合うといった楽しみもある。

 筆者も実際に体験したが、コックピットの狭さやカタパルトから出撃するときの振動、なにより目の前に開けた宇宙空間のなかでモビルスーツを操縦している感覚というのは格別なものがある。宇宙空間ではあっても視界がふわふわと揺れることがなく常に並行であることから、酔いを感じることは驚くほどなかった。また、巨大な戦艦がゲームのシンボルとしてあり、戦闘はその周辺に起こりやすいため「どこに向かっていいかわからない」という場面もなかった。モビルスーツと対峙して攻撃をしあうところにも迫力を感じたところだ。

 一方でゲームとして見たときには、操作に慣れが必要という面もある。モビルスーツに対する攻撃は相手の死角を突くのが基本になるため、慣れないうちは一方的に攻撃を受けやすく、相手の位置が把握できないまま撃墜されるという場面も少なくはなかった。誰もが楽しめるパーティゲームというには一定の敷居があるものの、上達してうまくなるという素地がある。慣れないなかでもこちらからうまく攻撃を当てられると気分もよく、シャア専用ザクに搭乗してプレイしたときには、タイムアップぎりぎりで対戦艦ライフルの5発目を当てて迎撃することができたときは快感であり、見知らぬプレーヤー同士であっても喜びの言葉をかけあうのが楽しかったのも正直なところだ。

 本作は、1day4チケットにある「RED」「BLUE」「YELLOW」「GREEN」のいずれのカラーチケットでも体験が可能。体験人数は最大で8人、所要時間はブリーフィング時間を含めて20分を想定。対象年齢は13歳以上としている。

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