確かにAppleは今、11月3日の「iPhone X」発売に向けて準備を進めている。それでも、最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は米国時間1日夜に「NBC Nightly News」で放送されるインタビューで、この話題から外れて政治問題を真剣に語ることを厭わなかった。
Lester Holt氏とのインタビューの予告動画の中で、Cook氏は、ロシアがソーシャルメディアを通して2016年の米大統領選に干渉したとされる問題について質問された。これは、米議員が今週、連邦議会でFacebookやGoogle、Twitterの幹部陣と共に議論している旬の話題だ。
JUST IN: Apple CEO Tim Cook tells @NBCNightlyNews exclusively that the U.S. should reform the tax code now. https://t.co/CGk1Gcihbw pic.twitter.com/vrzUKPNfdI
— CNBC Now (@CNBCnow) 2017年11月1日
プラットフォーム上に表示される外国政府の広告は大きな問題ではないと思う、とCook氏は話す。それは、この問題の0.1%でしかないという。
「人々を分断したり、操ったり、偽ニュースを大勢に配信したりして、人々の思考に影響を及ぼすのにこれらのツールの一部が使われていることの方が大きな問題だ。私にとっては、これが1位~10位の問題だ」(同氏)
別の予告動画で、Cook氏は税制改革が急務であると話している。問題なのは、税金を理由に企業が米国に現金を持ち帰らないことだとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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