「Facebook Messenger」でPayPalによる個人間送金(P2P決済)が米国時間10月20日より可能になったとFacebookが発表した。Facebookによると、この新機能は現時点で、米国の「iOS」ユーザーに提供されているが、まもなく「Android」ユーザーにも提供される予定だという。
Facebookは2015年にMessengerでの送金機能を発表した。同年4月には、同プラットフォームのP2P決済機能を強化し、米国でアプリを使用するユーザーがグループ内のユーザーとの間で送金できるようにした。また、支払いや請求などいくつかの特定のタスクを支援するAIアシスタントの限定版「M」もリリースしている。
2016年からは、Messengerでサードパーティーのチャットボットを介して購入する場合に、PayPalを決済オプションとして選択できるようになった。
またPayPalは20日、好調な第3四半期決算を発表した。同四半期の決済処理総額は1140億ドルにのぼるという。個人間送金総額は47%増の240億ドルとなり、合計決済額の約21%を占めた。
PayPalは最近、「Skype」アプリにも個人間送金機能を統合し、提供開始している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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