グーグルが「Safe Browsing」を強化--未知のフィッシングサイトも検知、警告

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2017年10月19日 12時12分

 Googleが「Safe Browsing」ツールをアップデートした。これにより、Safe Browsingが既知のフィッシングサイトとして検知できない新しいフィッシングサイトをユーザーが訪問したときにも、警告が表示されるようになった。


新たなフィッシング対策機能によって表示される警告
提供:Google

 「Google Chrome」に新たに追加された、この予測によるフィッシング対策機能の狙いは、「作成してすぐ攻撃に使われる」フィッシングサイトで、ユーザーが自分の認証情報を入力してしまうのを防ぐことだ。Googleによると、Safe Browsingは過去のデータを参照して、リスクをリアルタイムで予測しているという。

 予測によるフィッシング対策機能はまず、Googleアカウントのパスワードのみを保護するが、最終的にはChromeのパスワードマネージャに保存されている全てのパスワードが対象になる。また、この機能は「Safari」「Firefox」「Snapchat」など、 Safe Browsingを採用している他のアプリやブラウザにも提供される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]