「Surface Book 2」が、初代モデルと同じ13.5インチと、新しい15インチの2つのサイズで登場する。タイミング上、Intelの最新第8世代「Core」CPUを搭載する初期のPCに属する。さらに興味深い点は、グラフィックスに関するハードウェアがより高性能なものにアップグレードされていることで、こちらは、Microsoftの「Mixed Reality」ヘッドセット(価格は約300ドルから)の第1弾となる製品が発売されるタイミングと重なっている。
Surface Bookの興味深い点は、CPUとその他の主要コンポーネントのすべてをタブレット部分に搭載する一方で、キーボードベースに追加のバッテリとNvidia製グラフィックスカードを搭載していることだ。13インチモデルはオプションでNvidia の「GeForce 1050」を搭載、15インチモデルはデフォルトで「GeForce 1060」を搭載する。いずれも、ゲームユーザーにとっては主流のグラフィックスカードで、Surface Bookの以前の構成からは、大幅にグレードアップしている。
両モデルとも、非常にマイナーなアップデートが加えられた別売りのスタイラス「Microsoft Pen」に対応する。また、「Windows 10」の新しい「Fall Creators Update」を搭載し、新しい「Mixed Reality Viewer」アプリによって、あらゆる種類の優れた拡張現実(AR)が体験できる。例えば、Microsoftの「Paint 3D」プログラムから3Dモデルを作成し、背面カメラで捉えた実世界にはめ込むことができる(Surface Book 2には、5メガピクセルの前面カメラと8メガピクセルの背面カメラが装備されている)。
主な仕様は以下の通り。
Microsoft Surface Book 2:13.5インチモデル
Microsoft Surface Book 2:15インチモデル
MicrosoftはSurface Book 2とともに、新しいマウス「Surface Precision Mouse」も発表した。これまでの「Surface Mouse」や「Surface Arc Mouse」よりも、従来に近いエルゴノミックなデザインが採用されている。左側の3つのボタンはプログラム可能で、Bluetoothと有線のUSB接続の両方に対応する。価格は発表されていない。なお、Surface MouseとSurface Arc Mouseは米国で49~79ドルで販売されていた。
Surface Book 2の価格は、13.5インチモデルが1499ドルから、15インチモデルが2499ドルから。11月16日発売予定で、11月9日から予約注文を受け付ける。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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