サムスン電子は10月11日、スマートフォン「Galaxy Note8」(Galaxy Note8 SCV37)を国内でも10月26日から発売すると発表した。まずはKDDIと沖縄セルラー電話向けに納入し、全国のauショップと家電量販店で販売する。
Galaxy Note8は、タッチ反応速度が向上した「Sペン」を搭載。より快適な書き心地で細部まで精巧に描けるほか、防水機能や動画からのGIFアニメ作成、ルーペ表示、小窓表示、翻訳機能などにも利用できるのが特徴。カラーは、ミッドナイト ブラック、メープル ゴールドの3色をラインアップする。
また、フレームを極限までそぎ落としたシームレスなデザインを採用。約6.3インチ有機EL「Infinity Display」を搭載したことにより、大画面にもかかわらず、快適なグリップ感で利用できるという。
さらに、進化したデュアルレンズカメラの搭載により、光学2倍ズームで遠距離から、より鮮明なクローズアップ写真の撮影が可能なほか、撮影中も撮影後でも、ぼかしの強弱を調整できるライブフォーカス機能を搭載した。
KDDIのネットワークにおいては、4×4 MIMO技術と多値変調技術256QAMを組み合わせた3CC CAネットワークに対応。東名阪の一部エリアでは、受信最大708Mbpsの高速データ通信に対応した。
なお、端末購入後の初期設定手順におけるステップ数を10から3に減らすことで、スムーズな設定が可能となり、購入後すぐに利用可能。このほか、リニューアルした「auメールアプリ」に対応している。
また、ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Galaxy Gear VR with Controller」も、auオンラインショップおよび、KDDI・沖縄セルラー電話の直営店限定で同日より販売を開始する。
Galaxy Gear VR with Controllerは、「Galaxy Note8」など、対応スマートフォンの高精彩な映像再現と大型レンズによって実現した、101度の広い視野角で臨場感あるVR体験が可能なヘッドマウントディスプレイ。
本体側面のタッチパッドに加え、専用コントローラーでのリモートコントロールに対応。コントローラーに備えた円形のタッチパッド、ホームボタンと「戻る」ボタン、トリガーボタン、音量ボタンなどによって、腕を頻繁に上げる必要なく操作が可能となった。
また、Gear VR専用のコンテンツストア「Oculus Store」を通じ、ゲームや映画、スポーツ、ライブ映像など1000以上もの360度コンテンツ(2017年10月時点)や、海外人気のドラマ、アニメ、音楽ライブなど1万以上の360度コンテンツを提供するVRサービス「SAMSUNG VR」などのコンテンツが利用できる。
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