貸し会議室サイト「スペイシー」を運営するスペイシーは10月12日、席単位で利用できるスペースのシェアを10月13日から開始すると発表した。全席Wi-Fiや電源完備で、30分50円から利用できる。
ビルの空室やオフィスの一部、店舗の営業時間外など、使われていない時間と場所の遊休スペースを活かした時間貸しかつ、席単位での利用可能なスペースを提供するというもの。同社では、ビジネスミーティングや研修などビジネスに活用できる会議室シェアサービスを提供しており、そのノウハウを活用して席単位でも展開する。
ユーザーはPCやスマートフォンから検索や予約が可能で、ユーザー登録を行うと、ワークスペースが利用できる。Wi-fiや電源が完備していることに加え、女性が向けに化粧直しや着替えができるよう、メイクアップ道具、アイロン、ドライヤーなどが利用可能なパウダールーム、フィッティングルームを併設するほか、ヘアスタイリングサービスの提供、男性向けに洋服用のプレススチーマーなどの提供を予定しているという。
同社では今後、遊休スペースの有効活用とリモートワークのサポートも行い、利用者の情報交換や人脈形成など、新たなビジネス創出のきっかけを提供することも進めていくという。サービス開始時には、新宿・渋谷・恵比寿・池袋・東京駅など都内主要駅近くに約40箇所で1000席を提供。1年後には2万席の提供、50万人の利用を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」