GoogleがRelay Mediaを買収した。将来的に、Relay Mediaの技術を利用して、モバイルウェブページの読み込み時間短縮につなげる可能性がある。
TechCrunchが報じたように、Relay Mediaは米国時間10月9日、自社のホームページにこのニュースを掲載していた。
ウェブページを「AMP HTML」形式に変換するコンバータの開発元であるRelay Mediaは、10月にGoogleに買収されたとしている。
買収の金銭的条件は明らかにされていない。
「われわれは、GoogleがRelay Mediaの『AMP Converter』テクノロジを買収したことを発表できて喜ばしく思う。Relay MediaのAMP ConverterをGoogleのインフラに移行する間も、既存顧客向けのサービスは途切れることなく継続される。ただし、統合作業に注力するため、新規パブリッシャーへのサービス導入は一時的に中断している」(Relay Media)
「Accelerated Mobile Pages(AMP)」プロジェクトは、オープンソースの取り組みだ。その目的は、新しいAMP HTML標準規格を推進し、広告、分析機能、有料コンテンツを含むあらゆるモバイルページの読み込みを高速化することにある。
企業やベンダーが、PC用ブラウザに合わせてビジュアル要素主体のスマートなウェブページを用意しても、モバイルデバイスでそのページを読み込もうとすると、広告やポップアップといった余分な埋め込みコンテンツのせいで読み込み速度が低下したり、ページ全体の構成が崩れたりすることがある。
Googleの広報担当者は米ZDNetの取材に対し、Relay Mediaを買収したことを認めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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