Googleは米国時間10月4日、「Chromebook」のハイエンドモデルである「Pixelbook」を発表した。「Chrome OS」と「Googleアシスタント」を搭載した4in1デザインのPixelbookは、Quad HDの12.3インチ液晶タッチスクリーン、大型トラックパッド、ソフトタッチキーボード、バックライトを備えている。
Googleの米国向けオンラインストアではPixelbookの予約受け付けが始まっている。
サンフランシスコで開催したイベントで、GoogleはこのPixelbookが「Google Play」で扱うアプリのすべてに対応すると述べた。これには、たとえば「Snapchat」のようにモバイルに特化したアプリも含まれる。また、Googleアシスタントがタスクを実行したり、質問に答えたりできる場面では、音声またはキーボード上のボタンでこの音声アシスタントを起動できる。
Pixelbookは、「Intel Core i5」または「Core i7」プロセッサを搭載する。RAMは最大16Gバイト、SSDストレージは最大512Gバイトで、充電およびアクセサリ用として2つのUSB-Cポートを備える。「Pixel」シリーズのスマートフォンユーザーなら、Wi-Fiが利用できない場合には自動的にテザリングするよう、Pixelbookを設定することもできる。
アルミニウム製筐体のPixelbookと併せて、Googleは手書き入力用の「Google Pixelbook Pen」も発表した。同社はこのPenのためにワコムと提携し、入力のレイテンシがわずか10ミリ秒という「史上最速のスタイラス体験」を実現したとしている。
バッテリ持続時間は最長10時間で、残量が少なくなった場合には、15分間の充電で最長2時間まで使用できる。また、デュアルスピーカ、4つのマイク、720pのカメラも備える。
Googleによると、Pixelbookの価格は999ドルから、Penの価格は99ドルだ。米国、カナダ、英国で10月31日に発売される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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